ソフトウェア方式設計とは?基本概念の解説
ソフトウェア方式設計とは、
ソフトウェア全体の構成・構造や部品(コンポーネント)間のインターフェース、データ構造、アーキテクチャ、テスト要求などを、要件に基づいて決定する工程です。
一般的には「システム方式設計」の一部として位置づけられることが多く、その中でソフトウェアに特化した構成を扱います。
なぜソフトウェア方式設計が必要か?
ソフトウェア開発では、「何を作るか(要件)」が定義された後に、「どう作るか(方式)」を設計する段階があります。
この方式設計がしっかりしていないと、後の工程で仕様と実装がずれてしまったり、性能や拡張性で問題が生じる恐れがあります。
つまり、方式設計は「開発の品質」の大きな柱となる工程です。
方式設計はどの工程に位置する?他設計工程との関係
システム開発工程では以下の流れが一般的です。
①要件定義:
ユーザーの要求を整理し、システム化する範囲を決定
②方式設計(基本設計の一部):
実現方式(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなど)を決定
③機能設計:
アプリケーションの各機能、画面・帳票・DB構造などを設計
④詳細設計(内部設計):
実装可能なレベルまで具体化(クラス設計、シーケンス図など)
方式設計で決める要素一覧
方式設計では以下のような構成要素を決定します。
初学者が気をつけたいポイント
実際のドキュメント例や図式
- アーキテクチャ図(レイヤ構成図、コンポーネント図など)
- インターフェース仕様ドキュメント(入出力形式やAPI形式など)
- 各方式の選定理由を含むブリーフ(なぜその構造・技術を選んだのか)
まとめ
方式設計で失敗しないためのポイント
- 要件定義との整合性を常に意識する
- 将来の拡張性や変更に備え、柔軟かつ明確な方式設計を
- 非機能要件も見据え、実現可能なアーキテクチャに落とし込む


