TRON(トロン)とは?
TRON(トロン)は、電子レンジやエアコン、車のカーナビなど、私たちの身の回りにある「機械の頭脳(コンピューター)」を動かすためのしくみ(=基本ソフト)のことです。
もっと簡単に言うと、「いろんな機械がちゃんと動くようにするためのルール・設計図」です。
TRONは、東京大学の坂村健(さかむら けん)先生が1984年に始めたプロジェクトです。「日本から世界に通じる技術を作ろう」と考えて始まりました。今では**「TRONフォーラム」**という団体が開発や普及を続けています。
どこで使われているの?
TRONは、普段目に見えないけれど、実はこんなところで活躍しています。
- 電子レンジや冷蔵庫の中
- 車のエンジンやカーナビ
- 工場のロボット
- 病院の医療機器 など
たとえば、電子レンジが温め終わったら「ピッ」と音を出すタイミングも、TRONのようなしくみがコントロールしているのです。
TRONの強み
| 特徴 | わかりやすく言うと |
|---|---|
| リアルタイム | 必要なタイミングで正確に動く |
| 軽くて速い | 小さいコンピューターでもサクサク動く |
| 壊れにくい | 工場や車のような厳しい環境でも安定 |
だから、「止まってはいけない機械」や「小さな頭脳しか使えない機械」でも安心して使えるんです。
TRONの種類
TRONにはいくつか種類があります。中でもよく使われているのがこれ:
- ITRON(アイトロン):いろんな製品に一番よく使われている
- T-Kernel(ティーカーネル):最近のIoT機器向けに使われている新しいタイプ
※IoT(アイオーティー)とは、「モノがインターネットにつながる技術」のこと。スマート家電などが代表的です。
まとめ
- TRONは、日本で生まれ、世界中の機械(家電や車など)の中で動いている「見えない頭脳」です。時間通りに動く、軽くて速い、壊れにくいのが特長のため、普段の生活を陰で支えてくれているしくみです。


