フォント(Font)とは?
フォントは、文字のデザイン(サイズ・太さ・間隔など)を示す具体的な形式を指す用語で、『Courier 24ポイント 太字』のように特定のスタイルを表します。一方、タイポグラフィの「書体(Typeface)」は、フォントより広い概念で、HelveticaやTimesなどのデザイン群を指します。
フォントと書体の違い
- 書体(Typeface):全体のデザインファミリー(例:Helvetica)
- フォント(Font):書体内の具体的なスタイル(例:Helvetica Bold 24pt)
コンピュータフォントの形式と特徴
- ビットマップフォント:ピクセル単位で表現される、サイズ固定のフォント形式。
- アウトラインフォント(ベクター形式):PostScript / TrueType / OpenTypeなど、サイズを自由に変更しても鮮明に表示可能な形式。
フォントの分類:見た目と用途で選ぼう
| 種類 | 用途 |
|---|---|
| セリフ体(Serif) | 文字の端に飾り(セリフ)があり、紙媒体での可読性に優れる書体。 (例:Times New Roman) |
| サンセリフ体(Sans‑Serif) | 飾りのないすっきりしたデザインで、Webやスマートフォン画面との相性が良い。 (例:Helvetica) |
| スクリプト/手書き風フォント | 装飾性が高く、雰囲気を演出しやすいが長文には不向き 。 |
| ディスプレイフォント | 見出しやロゴに使う装飾的・個性的なフォント。本文には避けたほうが無難。 |
フォントの構成要素(アナトミー)
文字デザインには「セリフ、x‑高さ、ベースライン、ストローク幅、カーニング(文字間調整)」など複数の要素があり、これらの違いによって印象や読みやすさが変わります。
Web におけるフォント活用のポイント
システムフォント vs Webフォント
- システムフォント(デバイスフォント):端末に標準搭載されるフォントで、読み込みが速い。
- Webフォント:サーバーから読み込むフォントで、どのデバイスでも同じ表示が可能。デザインの統一感やブランド表現に優れるが、読み込み速度やファイルサイズの影響を考慮が必要。
Webフォント活用Tips
- サブセット化:使用する文字のみを含めて軽量化し、アクセス速度を改善。
- 使用数を最小限に:フォントのスタイルやウェイトをたくさん使うとページの読み込みが遅くなり、SEOにも影響。
- 表示速度最適化:
font-display: swapの利用や、<link rel="preload">による優先読み込みなど、パフォーマンス向上策も重要。
まとめ(ポイント振り返り)
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| 書体(Typeface) | HelveticaやTimesなどの デザインファミリー |
| フォント(Font) | 書体内の特定のサイズ・スタイル |
| ビットマップ vs アウトライン | 固定ピクセル vs スケーラブル・鮮明表示 |
| セリフ体 / サンセリフ体 | 印象が異なる用途別おすすめフォント |
| Webフォント | デザイン統一に優れるが読み込み速度に注意 |
| サブセット化 / 使用制限 | 軽量化とパフォーマンスの両立に効果的 |


