「ドルマーク($)」と聞くと、まず思い浮かぶのは「お金のマーク」ではないでしょうか?
実はこの記号、ITの世界やプログラミングでも、いろいろな場面で使われているんです。
この記事では、「ドルマーク」がどんな意味を持ち、どんなふうに使われるのかをご紹介します!
ドルマークの基本
ドルマークはもともとアメリカのお金「ドル(USD)」の記号です。コンピューターでは「36番目の記号」として扱われています(ASCIIコードでの話です)。
キーボードの「Shift」キーを押しながら「4」を押すと入力できますよね。
でも、ITの世界では「通貨マーク」としてだけではなく、いろんな意味で使われる記号なんです。
プログラミングでの使い方
いくつかの代表的なプログラミング言語で、ドルマークがどう使われるのか見てみましょう!
PHPの場合
PHP(ピーエイチピー)では、変数(データを入れておく名前)を使うときに必ず $ を付けます。
$name = "Taro";
このように「$name」と書いて、Taro という名前のデータを使う、という意味になります。
JavaScriptの場合
JavaScriptでは、ドルマーク自体には特別な意味はありません。
でも、jQuery(ジェイクエリー)という便利な道具を使うときに、$ がよく登場します。
$("#title").text("こんにちは!");
この $ は「HTMLの中のどこかを探して、それを変える」という合図です。
また、文字の中に変数を入れたいときにも $ を使います。
let name = "Taro";
console.log(`こんにちは、${name}さん`);
このように、「${…}」の形で中に変数を入れることができます。
Perl(パール)の場合
Perlという言語では、$ を使って一つだけのデータ(数字や文字)を入れる変数を表します。
$score = 100;
このように書いて、「スコアは100」という情報を持たせます。
BASICの場合
昔からあるBASICという言語では、文字(言葉)を入れる変数には、名前のうしろに $ を付けます。
name$ = "Taro"
このように、「これは文字ですよ」とわかるように $ を使います。
ドルマークは他の場面でも使われている!
Excel(エクセル)では
表計算ソフトのExcelでは、セル(マス目)を固定するためにドルマークを使います。
$A$1
このように書くと、A1のセルを「動かないように」できます。コピーしても、同じ場所を見続けます。
LinuxやMacのコマンド画面では
パソコンに直接命令を打つ「ターミナル」や「シェル」では、以下のように $ を使います。
- 命令を打てる状態を「$」で示すことがあります(プロンプトと呼ばれます)。
- 環境変数(コンピューターが持ってる情報)を見るときにも使います。
echo $HOME
これは「自分のフォルダーの場所を表示してね」という命令です。
まとめ
ITの世界では:
- プログラミングで変数に使われる
- Excelではセルの固定に使われる
- ターミナルでは命令や情報の合図になる
といったたくさんの意味を持っている便利な記号なんです。
「何に使われているか?」を知っておくと、いろんなソフトやプログラミングに触れるときに困らなくなりますよ!


