ダブルクォーテーション(”)| IT用語解説

IT用語解説 |ダブルクォーテーション IT用語解説

ダブルクォーテーション(”)とは

ダブルクォーテーション(”)は、文章やプログラミングにおいて頻繁に使用される二重引用符です。英語圏では引用やセリフ、作品名などを囲む際に用いられ、日本語の鉤括弧(「」)に相当します。
ASCII文字コード(アルファベットや数字、記号などを収録した世界的に最も基本的な文字コードの一つ)では34番に割り当てられており、WindowsキーボードではShiftキーを押しながら数字の「2」キーを押すことで入力できます。

プログラミングにおけるダブルクォーテーション(”)

プログラミングにおいて、ダブルクォーテーションは文字列リテラルを定義する際に使用されます。例えば、Java言語では文字列をダブルクォーテーションで囲み、単一の文字(文字リテラル)をシングルクォーテーションで囲むという使い分けがあります。

char character = 'A';       // 文字リテラル
String text = "Hello";       // 文字列リテラル

また、PHPではダブルクォーテーションで囲まれた文字列内の変数が展開されるのに対し、シングルクォーテーションで囲まれた文字列内の変数はそのままの文字列として扱われます。

$name = 'Taro';
echo "Hello, $name";   // 出力: Hello, Taro
echo 'Hello, $name';   // 出力: Hello, $name

このように、ダブルクォーテーションとシングルクォーテーションは、プログラミング言語や文脈によって使い分けが必要です。適切な使用方法を理解することで、コードの可読性や正確性を向上させることができます。

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