「テレホーダイ」とは?
NTT東日本・西日本が1995年から提供していた定額通話サービスで、夜11時から翌朝8時までに限り、あらかじめ設定した2つの電話番号への通話が月額定額でかけ放題になる仕組みでした。
どうして登場したの?背景を解説
1990年代後半、インターネット接続はダイヤルアップが主流。通話時間に応じた従量制課金だったため、長時間ネットを使うと高額な通話料となってしまいました。そこで、夜間の時間帯を定額にすることで、利用者が安心して使える環境を提供しました。
料金プランの仕組み
- テレホーダイ1800:市内通話限定で月額1,800円
- テレホーダイ3600:市内+隣接(最大20km)で月額3,600円
- ISDN回線向けの「INSテレホーダイ」なども提供されました。
「テレホタイム」とは? ユーザーカルチャーも紹介
開始時間の23時になると、一斉に接続が集中して回線がつながりにくくなる現象が発生。これは「テレホタイム」と呼ばれ、インターネット黎明期に特有の文化を形作りました。
なぜ人気だったのか?3つのメリット
- 長時間のネット利用でも通話料を気にせず使える
- 月額定額でコストが見通せる
- 学生やパソコン通信ユーザーなど、固定費を抑えたい層に好評でした。
サービス終了の背景と経緯
常時接続型インターネット(ADSL、光回線など)の普及により、ダイヤルアップ利用者が激減。さらにNTT固定電話網のIP網移行に伴い、2023年12月31日に提供が終了しました。なお、固定電話網のIP化にともない、2024年1月までに全通話料割引サービスが整理されました。
現代のネット環境との比較:どれだけ進化した?
かつては深夜だけ定額でネット接続できた時代が、今では24時間いつでも高速・定額が当たり前に。テレホーダイは、その変化の原点にあるサービスと思えます。
まとめ:インターネット史の小さな名物
テレホーダイは、ダイヤルアップ時代の救世主として、多くのユーザーに支持されました。黎明期のネット文化や技術の進化を語る上で欠かせないキーワードです。


