アーカイブ|IT用語解説

IT用語解説

アーカイブとは?

アーカイブ(Archive)とは、複数のファイルとフォルダーをまとめて1つにしたファイル形式のことです。
圧縮されてサイズが小さくなり、移動・保存・共有が便利になります。

ファイルだけでなく、メタデータ(フォルダ構造・タイムスタンプなど)も含めて保存されることが多く、バックアップ、配布、移行に向いています。


なぜアーカイブが重要なのか?

  • 整理と効率化:複数ファイルを1つにまとめ、送信や管理がスムーズになります。
  • 圧縮による容量削減:重複データをなくして容量を小さくし、保存や転送の効率を上げます。
  • 形式や目的に合わせた使い分け:バックアップ、移行、ソフト配布、法令対応など、目的に合ったアーカイブ手段が選べます。

よく使われるアーカイブ形式とその特徴

フォーマット特長・用途
ZIP汎用性が高く、圧縮率もほどほど。
ほとんどのOSで標準対応。
RAR優れた圧縮性能とパスワード保護にも対応(専用ソフトが必要)。
TAR / TAR.GZLinux/UNIXで多用、非圧縮版TARに圧縮(GZなど)が付いた形で利用。
7z圧縮率が高く、豊富な機能(AES-256暗号化など)あり。
ISO光学メディアの内容を丸ごと1ファイルで保存するイメージ形式。

アーカイブの具体的な活用シーン

  • メール添付やファイル送信時のまとめ役:ファイルがバラバラだと送信ミスのリスクがありますが、アーカイブで一括管理すれば安心。
  • バックアップや長期保管:重要データをまとめて保存し、復元時にも効率的。
  • ソフトウェア配布・インストールパッケージとして:依存ライブラリやインストーラーをまとめて提供できる形式として活用。
  • 法令やコンプライアンス対応用保管:長期保存と管理のために使われることもあります。

アーカイブの作成・解凍ツール

  • OS標準機能:WindowsエクスプローラーやmacOS FinderでZIPの圧縮/展開が可能。
  • コマンドライン:Linuxでは tar コマンドでアーカイブの生成や圧縮が可能。
  • サードパーティツール
    • WinRAR(RAR、ZIP対応)
    • 7-Zip(7z、ZIP、TARなど幅広く対応)
    • WinZip(ZIP特化ツール)

補足:アーカイブ属性(Archive Bit)とは?

WindowsなどのOSでは「アーカイブ属性」というファイル管理の仕組みもあります。これはファイルがバックアップ済みかどうかを示すフラグで、アーカイブの対象かどうかを自動的に管理する際に役立ちます。
(ファイル形式のアーカイブとは異なる管理用の仕組みです)


まとめ:アーカイブ活用のポイント

アーカイブとは、ファイルをまとめて圧縮・保存・配布する便利な仕組みです。
目的や使い方によって形式やツールを選び、整理・共有・保管をもっと効率的にしていきましょう!

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