ループ|IT用語解説

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ループとは何か?

プログラミングにおけるループは、「同じ処理を繰り返し実行する構造」です。

例えば、1から10まで順に出力する場合、毎回同じコードを書くのは非効率です。ループを使えば、一度定義した処理を自動的に繰り返せます

不必要なコードの繰り返しを避け、可読性や保守性が向上します。


代表的なループの種類と使い分け

ループの種類特徴と用途
forループ繰り返し回数が予め決まっている場合に使います。例えば for (i = 0; i < 10; i++) のように記述し、10回繰り返す。
whileループ条件が成立する間、繰り返したいときに使用。繰り返し回数が不明な場合に便利です。
do‑whileループ処理を少なくとも一度実行した上で、条件判定を行うタイプです(後判定型ループ)。条件が偽でも1回は実行されます。

また、ループを「回数が決まっている(Definite)」か「条件次第(Indefinite)」で分類することもできます。


ループの利点と注意点

利点

  • 効率化&再利用性:一度書いた処理を繰り返すことでコード量を削減。
  • 柔軟性:リストや配列などのデータ構造を簡単に処理可能。
  • 保守性向上:修正時はループ内を改めるだけで済むためメンテが容易。

注意点

  • 無限ループの危険性:終了条件が達成されないと永遠に処理を続けてしまうケースがあります。
  • ネスト(多重ループ)の複雑化:ループの中にループがある場合、コードの理解や処理速度に影響が出ます。
  • オフバイワンエラー:ループの開始・終了条件を誤ると、意図しない回数で処理されることがあります。

実例で見るループの活用法

リスト項目の処理

配列やリストの各要素を順に処理するには、for ループや for-each(for‑Each)を活用すると簡潔です。

合計値の計算

1~10までの合計を計算する例:

total = 0
for num in range(1, 11):
  total += num
print(total)

#合計値を保存する変数を0で初期化
#1から10までの数値を順番に処理(11は含まれない)
#total に num の値を加算
#合計(55)を出力

同様の考えで大規模データにも応用可能です。

無限ループの構造と制御

C言語や Python などでの無限ループ例と対策は以下の通りです。

C言語

while (1) { /* 無限ループ */ }

Python

while True
 if condition_to_exit
  break


初心者が身につけたいループのポイント

  • 目的に応じて、for/while/do‑while を使い分ける
  • ループの条件設定を明確にして、無限ループを避ける
  • ネストは最小限に抑え、可読性を保つ

まとめ:ループはプログラミングの基本中の基本

ループ(Loop)は、同じ処理を繰り返し実行する構造で、プログラミングにおいて欠かせない要素のひとつです。

代表的なループの種類:

  • forループ:回数が決まっている処理に使う
  • whileループ:条件に合う間、繰り返したいときに使う
  • do-whileループ:最低1回は処理を実行したいときに使う
利点注意点
コードの効率化可読性向上無限ループに注意(終了条件を明確に)
繰り返し作業の自動化ネストしすぎると可読性が低下
配列やリスト処理が簡単に開始・終了の条件設定に気をつける(オフバイワンエラー)

初心者の方は、まず簡単な「forループ」から実際にコードを書いて練習するのがおすすめです。
ループ構造を正しく理解し使いこなせるようになると、プログラミングの幅がぐっと広がりますよ!

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