CPUとは?
CPU(Central Processing Unit、中央演算処理装置)はパソコンやスマートフォンの「頭脳」にあたる部品で、ソフトウェアやハードウェアからの命令を解釈し、演算や制御を行います。アプリ起動や動画再生などの操作は、すべてCPUにより実行されます。
CPUの主な役割
- 演算:四則演算や論理演算など、計算処理を担います。
- 制御:入力装置やメモリ、画面表示など、各部品へ命令を送る司令塔の役割を担います。
性能を決める主要指標
初心者の方がCPUの性能を理解しやすいポイントを以下にまとめました。
コア数 & スレッド数
- コア:CPUに内蔵された「処理ユニット」の数。複数あるほど、同時に多くの処理が可能です。
- スレッド:OS上で認識される処理の単位。マルチスレッディング技術(例:ハイパースレッディング)により、1コアで複数スレッドを処理できます。
クロック周波数(GHz)
「GHz(ギガヘルツ)」はCPUが1秒間に処理できる命令数を示す指標で、数値が高いほど処理速度が速くなります。とはいえ、クロックだけではなく、コア数や設計(アーキテクチャ)との相性も重要です。
キャッシュメモリ
CPUに内蔵された超高速メモリで、頻繁に使うデータを保持し、高速な処理を可能にします。L1〜L3の階層があり、容量と速度のバランスが性能に直結します。
TDP(熱設計電力)
CPUが最大負荷時に発生する熱と消費電力の目安です。高性能なほどTDPも高くなる傾向があり、冷却設計が重要になります。
CPU性能のポイントまとめ
| 指標 | 説明 | 初心者向けの選び方目安 |
|---|---|---|
| コア/スレッド数 | 同時処理能力の指標 | 日常使用→4コア 動画編集→6〜8コア |
| クロック周波数 | 動作の速さの目安 | 高いほど瞬時性能アップ |
| キャッシュ | データ処理の高速化 | 容量が大きいほど性能安定 |
| TDP | 発熱・消費電力の目安 | 省電力重視なら低TDPがおすすめ |
メーカーと選び方の目安
- Intel:Core i3〜i9など幅広いラインナップ。低価格〜高性能まで選べる。
- AMD:Ryzen 3〜Ryzen 9。Intelよりコスパに優れる場合も。
- Apple:M1/M2など独自チップで高性能・省電力(Mac専用)。
選び方は主に「用途」「予算」「メーカー」の順で考えるとわかりやすいです。
たとえば、文書作成やWeb閲覧ならエントリー向け、動画編集やゲーム用途には中〜上位モデルがおすすめ。
まとめ
CPUはパソコンの性能の根幹を担う“司令塔”であり、その性能は「コア数」「スレッド」「クロック周波数」「キャッシュ」「TDP」のバランスで決まります。用途に応じて、最適なCPUを選びましょう。


