【EXCEL関数】COUNTIF関数を使って条件に合うセルの個数をカウントしよう

生産性向上

COUNTIF関数

COUNTIF関数は、指定した範囲の中で一致する文字が表示されているセルの個数をカウントしたり、特定の数値や日付を基準とする比較条件などを条件としてセルの数をカウントするEXCEL関数です。

COUNTIF関数の書き方

=COUNTIF(範囲,検索条件)

範囲
検索を行う範囲を指定します。

検索条件
文字やワイルドカードを使用した複雑な検索、比較演算子を使用して特定の数値以上、以下などの条件を指定します。

実例

名前、性別、店舗、出勤日数がまとめられた表があり、男性キャストのセルの個数、本店キャストのセルの個数、出勤日数が15日未満のセルの個数をカウントして表示するEXCEL表を作成します。

まず、男性キャストの人数をカウントして表示させる方法は、「性別」の列のF3~F12の間で「」と表示されているセルをカウントしましょう。
文字を指定するには「“”」で文字を囲まないと認識されないので注意をしましょう。

=COUNTIF(F3:F12,"男")

本店キャストの人数をカウントして表示させるには、「店舗」の列のG3~G12の間で「本店」と表示されているセルをカウントしましょう。
こちらも指定するのが文字なので「“”」を忘れずに付けましょう。

=COUNTIF(G3:G12,"本店")

出勤日数が15日未満の人数をカウントするには、比較演算子を使用します。
出勤日数の列H3~H12の間で出勤日数が15日未満(14日以下)のセルをカウントするようにします。

=COUNTIF(H3:H12,"<15")

H3からH12の間のセルの数値」 < 15
という記述の仕方になります。

比較演算子

COUNTIF関数の引数の「検索条件」では、実例のように比較演算子を使用することも可能です。

演算子意味結果
=等しい“=15”15と等しい
<より小さい“<15”15より小さい
<=以下“<=15”15以下
>より大きい“>15”15より大きい
>=以上“>=15”15以上
<>等しくない“<>15”15と等しくない

ワイルドカード

COUNTIF関数の引数の検索条件では、比較演算子だけではなくワイルドカードと呼ばれるものも使用することが可能です。
ワイルドカードは抽出したい文字の前か後、もしくは前後両方に付けることで、抽出したい文字を検索するときに使う文字列です。

ワイルドカード意味結果
*任意の文字列
(1文字以上)
“*田”山田、田中、久保田
?任意の1文字“?田”山田、田中
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