検索条件に一致するデータを指定範囲の中から探す関数VLOOKUP
VLOOKUP関数は、指定した範囲内を上から順に検索をして、一番最初にヒットした値が表示されます。
膨大な表やテーブルから特定のデータを取り出すのに、目視では時間もかかる。
そこでVLOOKUP関数を使用して、簡単に取り出すことができる。
VLOOKUP関数の書き方
=VLOOKUP(検索文字を入れるセル,検索するセルの範囲,検索範囲の何列目か,検索方法)
これがVLOOKUP関数の書き方、公式のようなものとなるため覚えておきましょう。
例えば、
A3~A11までがシリアルNo、B3~B11までが製品名の表がある。
E2にシリアルナンバーを入れると、検索をしてG2に製品名が表示されるという表を作りたい。
公式を当てはめて考えると、
検索文字を入れるセル
検索するセルの範囲
検索範囲の何列目か
検索方法
E2
A3:B11
2
FALSE
VLOOKUP関数を表示させたいセルに記入
VLOOKUP関数は、データを検索して取り出して表示をさせたいセルに記入する。
関数なので「=」から記入することを忘れてはいけない。
ただし、このまま記入しただけだと、E2に検索したい文字を入力していないのでエラーが表示される。
このエラーを表示させず、空白のままにしたい場合は「IFERROR関数」などを使うと良いだろう。
(例: =IFERROR(VLOOKUP(E2,A3:B11,2,FALSE),””)
VLOOKUPの動作チェック
製品名「ブレードランナー」がG2に表示されるように、E2に「23-22574」を入力して、検索とデータの取り出し、記入が上手くいくか試してみよう。