セルの個数をカウントする関数 COUNT関数とCOUNTA関数
数値、文字が入力されているセルの個数をカウントする関数に、COUNT関数とCOUNTA関数があります。
表記が似ていますが、それぞれの関数には違いがあります。
COUNTA関数
COUNTA関数は、空白ではないセルの個数をカウントする関数です。
文字でも数値でもカウントします。
空白といっても「スペース」を入れたセルは、文字が入力されているセルと判定されます。
例えば下記の表のように、名前が記述されている全体の人数と、受講回数に数値が入力されている受講人数をカウントしたい場合。
全体人数は、「名前の行の文字(数字を含)が入力されているセルの数をカウント」
受講人数は、「受講回数の数字が入力されているセルの数をカウント」
と考える。
COUNTA関数の書き方
=COUNTA(範囲)
範囲にカウントさせたい範囲を記述する。
今回のケースだと、範囲は「A3~A12」となるため、下記となります。
=COUNTA(A3:A12)
Enterキーで確定すると、文字が入力されているセルがカウントされて「10」と表記される。
COUNT関数
COUNT関数は、数値が入力されているセルをカウントする関数です。
文字が入力されているセルはカウントされません。
COUNT関数の書き方
=COUNT(範囲)
COUNTA同様に、範囲にはカウントさせたいセルの範囲を記述する。
今回のケースの場合、範囲は「B3~B12」となるため、下記の記述となります。
=COUNT(B3:B12)
Enterキーで確定すると、「無し」と文字が入力されているセル以外の、数値が入力されているセルがカウントされます。