AVERAGEIF関数
EXCELのAVERAGEIF関数は、範囲内の条件に一致するすべてのセルの平均値を求める関数です。
名前や性別、都道府県別でのテスト点数や売上の平均などを求めるときに便利な関数です。
AVERAGEIF関数の書き方
=AVERAGEIF(範囲,条件,平均範囲)
範囲
検索の対象とするセル範囲を指定します。
条件
範囲の中のどの値を対象にするかの条件を指定します。
平均範囲
平均を算出したい数値が入力されているセル範囲を指定します。
条件で絞り込んだセルが平均の対象となります。
省略した場合は、範囲で指定した範囲が平均範囲となります。
AVERAGEIF関数を使用した例
各営業担当者の半期分の売上が記入されている表で、支社別の平均売上をC13、C14、C15にそれぞれ表示するようにします。

セルC13にAVERAGEIF関数を入力します。
範囲は「C3~C10」、条件は「B13」、平均範囲は「J3~J10」となります。
ただし範囲と平均範囲をそのまま記述してしまうと、相対参照となってしまい、コピーペーストをしてしまうとセルの番地が変わってしまいます。
そこで、番地を変えたくない場合は絶対参照「$」を使用しましょう。
そのため、相対参照させたい条件「B13」だけはそのままで下記を記述しましょう。
=AVERAGEIF($C$3:$C$10,B13,$J$3:$J$10)

B13の東京支社の半期売上平均が表示されます。
コピーペーストすることで、各支社の売上平均も表示させることができます。
