COBOL | IT用語解説

IT用語解説

COBOL | COmmon Business Oriented Language

COBOLとはCommon Business Oriented Languageの略で、事務処理や会計処理を目的として開発されたプログラミング言語です。
銀行や保険、公共機関など、信頼性が求められる基幹系システムの開発で今も使用されています。
1960年代のアメリカで普及したのを機に、日本を含めた世界各国でメインフレーム(大型汎用機)の会計や事務処理システム開発言語として広まりました。

  • 10進固定小数点で金額計算が可能で、まるめ誤差を制御できる
  • 自然言語(英文)に近い構文で、可読性が高い
  • 信頼性が高く、堅牢性に優れている
  • 拡張性があり、将来の変更や修正が容易

近年はCOBOLからJavaなどの言語に移行する企業やシステムが増え、COBOLエンジニアの高齢化と引退者が増加しているが、官公庁や大量の事務処理を行うシステムでは、現在もCOBOLで開発、保守、運用が行われています。

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