はじめまして。
私は株式会社ESPの代表取締役、高原謙太です。
今回、起業への思い、真意をお話させていただきます。
エンジニア時代の苦労と葛藤
私は就職活動を経て大手SIerのグループ会社に就職しました。初めての2年間はサービス企画部門で働き、その後技術部門に異動となりました。この異動は、前任の技術者が過酷な業務で失踪し、休職になったためでした・・・
大手ITベンダーでの18年間。
未知の技術に挑みながらも、プロジェクトの厳しい締め切りに追われ、夜遅くまで働くことが常態化していました。
技術の進歩は嬉しい反面、常に新しいことを学び続けるプレッシャーもありました。
そして、同僚や上司との関係性、組織の中での立ち位置など、エンジニアとしての葛藤が絡んでいました。
特に、2000年頃のITバブルの時代においては、スピードが全てを支配するような状況でした。
技術者は道具として扱われ、常に100時間以上の残業が当たり前で、高圧的な上司の態度もあり、多くの同僚が健康を損ない、家庭とのバランスを崩していく姿を目の当たりにしてきました。
この状況が、エンジニアたちが安心して本来の業務に専念できる場所が必要だという確信につながりました。
会社の設立とその理由
こうした経験から、私はエンジニアたちが働きやすく、創造的な環境で力を発揮できる場を提供したいという想いが芽生えました。
そして、株式会社ESPの設立に至りました。
ESPは”Essential Service Provider”の略で、エンジニアが欠かせない存在であり、その力を最大限に引き出す場を創り上げることが目的です。
ESPの設立理由は明確です。
エンジニアたちが最大限に活躍できる環境を提供し、彼らの幸福を重視する企業文化を築くことが目標です。
厳選されたプロジェクトへの参画、エンジニア出身の幹部陣によるプロジェクトの品質管理、残業時間の厳格な管理など、ESPはエンジニアたちが働きやすい環境づくりに全力を注いでいます。
ESPで実現したいこと
ESPの理念は、エンジニアが働きやすいだけでなく、豊かなキャリアを築ける場所であることです。
そのために、ESPは様々な取り組みを行っています。
まず、残業時間の厳格な管理により、エンジニアたちが仕事とプライベートをバランスよく充実させることができる環境を整えています。
福利厚生も充実させ、例えばオシャレ手当やランチ手当、インフレ手当など、生活をより快適にするためのサポートが整っています。
もちろん、スキルアップも忘れません。
ESPは最新トレンドの案件が豊富にあり、クラウドをコアに据えた独自の教育プログラムを提供しています。
無料の教育環境や書籍購入の補助も行い、エンジニアたちが常に成長し続けられるような仕組みを整えています。
資格取得者には報奨金を支給し、努力と成果を評価しています。
株式会社ESPは、エンジニアたちの軌跡から生まれ、彼らが未来に向かって輝けるような環境を提供することを使命としています。
エンジニア時代の苦労や葛藤から得た経験が、ESPの設立という新たな一歩へと繋がりました。
ESPは、エンジニアたちと共に成長し、新たなビジョンを追求し続けます。